Amazon Echoを日本で使うぞ(その1)

ピラニア

gorartser / Pixabay

画像はうちのペットではないです。
Amazon Echoの話なのでアマゾンのピラニア。

さて、家電量販店はGoogle Homeの日本発売で盛り上がってますが、うちは1年程前からAmazon Echoを導入しています。
年内にAmazon Echo日本版、来年あたりにはAppleからもHome podという似たようなものがでるそうなのですが、待てなかったんですよ日本語版。

そう、一番の目的は英語の上達!
日本人が不得意とされている「聴く」「しゃべる」が日常的にできるのはとても良いだろう。という判断で購入しました。

それにしても外国企業の日本語音声認識って、、、
「OK。グーグル」「Hey Siri,」とか何か半外人みたいで気持ち悪くないでしょうか。
私がお年寄りなら、機械に向かって「OK」「Hey」と話しかけているだけで若者を嫌いになれます。
日本人なら「ねえ」とか「おい」「ちょっと」であるべきだろう。と。
そもそも「Siri」とか日本人の苦手な「R」が入っている時点でナンセンス。

Amazon Echoの良い所は、「OK」とか「Hey」とかをつけずに名前をストレートに呼べる所。
さらに、「Amazon」という呼び名の他に「Alexa」「Echo(こちらは後日アップデートで追加されました。)」とまさに「スマートな」呼び方ができるところ。
これは自然でよいな。と。(日本人だからそう感じるだけかもしれませんが。。。)

サービスの問題で日本語版を購入するかもしないけど、いずれにしても英語上達が目的なので英語モードでいくと思います。

あと購入の決め手になったのがこちら。

開発当初、Echoのパーソナルアシスタント「Alexa」がユーザーの声を聞き取りクラウドから的確な解答を得てユーザーに応答するまでにかかっていた平均待ち時間は2.5秒から3秒。そこで、開発チームは応答時間の目標値を2秒と設定しましたが、ベゾスCEOは「多大な痛みなしに何かを得ることはない。君たち開発チームへの先行投資として苦痛を与えよう。目標応答時間は『1秒』だ」として、高速なレスポンスを命題として課したそうです。
それまで数十年にわたって音声コントロール技術に取り組んできた企業でさえ3秒の待機時間が必要で、それをようやくクリアできたばかりのEcho開発チームはみな言葉を失ったとのこと。しかし、ベゾスCEOは不可能にも見えたゴールを目指すべきだとチームを強力に牽引したそうです。
http://gigazine.net/より

こういう話聴くと・・・買いますよね。
特にiPadやiPhoneで何度も「Hey, Siri!」と言ってみて「音声認識ってまだまだだな。。。」と諦めていたので。

購入先はヤフオク。安い新品同様品があったので。

ネットで色々調べると日本では使えない。というものまでありましたが、とりあえず日本での使い方を説明します。
特に位置情報の取得のさせ方はかなりレアなので参考になれば。。。

まず、今のところ私が試したAmazon Echoの「日本でできること・できないこと」を挙げておきます。(あくまで私が試したレベルなのでひょっとしたら違うかもしれません。ご教授頂ければ。。。あ、あともちろん「英語版」での話なので指示も答えも英語です。)

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日本でできること・できないこと

日本でできること

  • 時間教えてくれる
  • 天気教えてくれる
  • タイマー
  • アラーム
  • ニュース
  • クイズとか
  • ネットラジオ
  • Spotify/tune in とかの一部のストリーミング音楽再生(日本でも登録して再生できるもの)

日本でできないこと

  • Amazonでの買い物
  • タクシー呼んだりとか
  • Amazon Prime Music・Prime videoの再生

はじめに気をつけなくてはいけないのは、Amazon.com(海外)Amazon.co.jp(日本国内)は全く別サービスだということ。

海外のAmazon.comアカウントはEchoの初期設定をするために必須なのですが、Amazon.comのPrimeに入ってもEchoでPrime musicやvideoを再生する事はできません。
iTune musicで購入できない曲があるのと同じ。関税の問題かと思います。
その代わり、ストリーミング音楽をかけることができるのでそれで私は充分。
「自分のお気に入りの曲」をかけるというよりは、「好きなジャンルの知らない曲」を垂れ流してくれるほうが好きなので。

まずAmazon.comに登録

さあ、設定しましょう。
まず海外のAmazon.comでアカウントを作ります。
これは日本のAmazon.co.jpとは全く別物になるので、アカウントも新規で作成しました。
試すまではPrime Musicも聴き放題だと思ってPrime登録してしまいました。。。。
因に海外のAmazon Primeはとても高い!$10.99/月(2017年10月現在)です。
日本は普及させるためなのか今のところ安い(400円/月・2017年10月現在)印象ですが、いずれ値上げするのかもしれません。。。
Amazon.comのPrimeは日本でEcho使った場合Prime musicの再生ができない。と分かった時点で即解約しました。

ブラウザでEchoの設定

たまにAmazon Echo用のiAppは海外のみで日本では入手できない。よってAmazon Echoは日本で使用できない。という記事も目にしますがそんなことはありません。
ブラウザを開いて接続すれば問題無し。
後に裏技で海外iAppをスマホにインストールしてみましたが、何の事はない、アプリのインタフェースもできることもPCのブラウザとほとんど変わりませんでした。

海外アプリ日本でインストールしたい時はこちらを。。。

https://abikosan.com/iphone_app_overseas

スマホからEchoを操作したい人は海外のアプリが必要なのでしょうが、せっかく声で操作できるのにスマホいじって、、、とか全然「スマート」じゃないと思います。

うちの場合「英語の上達」という名目で早い段階でAmazon Echoに飛びついてしまったせいもありますが、「音声認識でないスマートホーム」など全然スマートじゃないと思います。
AppleのHome kitもそうですが、音声認識が充実してての「スマートホーム」だと思います。
スマホに向かってしゃべったり、ましてやスマホを取り出して「電気消して」「鍵かけて」とタップしたりするより、電気のスイッチ消したりリモコンを手に取ったり、鍵をポケットから出す方がよほど「スマート」です。

部屋の中で手ぶらで「電気消して」と言ったら消える。「テレビつけて」「音楽かけて」といったらその通りになる。
これこそスマートホーム!ビバ・スマートライフ!
Echoの音声認識になれてしまうと、スマホで操作なんて石器時代。

スキルを登録したりとか好きなように設定

お気に入りはネットラジオのJazz24とか。
Spotifyも登録したのですが(もちろん無料のほう)、Echoから突然CMが音声で(しかも日本語のつまらないCM)流れると非常にがっかりするので辞めました。

この辺までは問題なくできます。
ただ、難関が「時刻の設定」。
「そんなのパソコンだって炊飯器だって設定簡単じゃん!」と思いきや、Amazon Echoはスマートさが極まっているので時刻も天気も位置設定ありき、で全自動なのです。
そしてその位置設定には合衆国の郵便番号zip-codeが必須なのでした。。。

次回「位置情報の設定」

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