iMovieのスーパー(タイトルトラック。普通のソフトで言うところの2トラック目)に静止画像を読み込む場合、スライドショーのような動き以外は動かすことができないと思ってました。
でも、作ったスーパー静止画を画面右から出したいとか、そういうことってありますよね。
タイトルトラックにはスライドトランジションもつけられないので諦めていたのですが、なんと自在に動かす方法がありました!
やりかた
1.タイムラインのタイトルトラックに配置した静止画をダブルクリックし、ビューワに表示。
2.ビューワ上の一番左のアイコン「ビデオオーバーレイ設定」をクリック。
3.表示された設定項目のうち「カットアウェイ」となっている部分をプルダウンメニューで「ピクチャインピクチャ」に変更。
するとスーパー画像が小さくなり、スーパー画像四隅にコントロールポイントが表示されます。
4.コントロールポイントをつかんで元の大きさまで拡大。(このときPhotoshopなどのソフトのつもりでShiftキーを押しながらやると、むしろ縦横比が変わってしまうので注意。)
5.バウンディングボックスをクリックした状態だとなんと左上に「キーフレーム」を打てるアイコンが!!
※キーフレームアイコンが消えてしまったら、もう一度バウンディングボックス内をクリック
6.あとは、動かしたいタイミングでキーフレームを打てばOK!
例えば、画面右から画像を出したい時には、
・出始めの時間で映像を止める>静止画をつかんで画面右外に出す>キーフレームを打つ
・画像が出てきて止まるべき時間まで映像を進めて止める>画像が止まるべき位置に画像をつかんで動かす>キーフレームを打つ
とやります。
普通気づかないような裏技でした。。。
ピクチャインピクチャの位置を好きに設定できるまでは、普通に必要な場面が多いと思うので「親切だなあApple。」と思うのですが、なぜここだけで「キーフレームが打てる」のかは全くの謎です。はめ込み画像を移動させることはあまりないかと思うのですが。。。