IELTS・実際の試験会場の流れはこうなっていた! <その5・Reading・トイレ・Writing・試験終了!>

meineresterampe / Pixabay


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Reading

Listningの問題用紙を回収すると、シームレスにReadingの解答用紙に受験番号・名前を記入するよう指示されます。

あれ? 休憩はないのか!?
参考書とかには、各セクションの間に5分とか10分とかインターバルがあるように書いてたきがするけど。。。
しかも待合室の説明では「IDチェックからListeningが終わるまではトイレいけませんから!」とか言ってたはずだし。。

でも、誰もトイレには行こうとしないまま、やはりReadingが始まってしまうようです。
・・・・まあいいか・・・

Readingの解答用紙はListeningとちょっと違い、性別とAcademicかGeneralか。をマークする欄があります。

あれ?Academicとかマークする欄、Listeningの時にもあったのかな。。。やばい。。。マークした記憶がない。。
と思ったけど、解答用紙を裏っかえすと「Listeningの続きをやろうとしているに違いない!」とまた係がすっ飛んでくるのも嫌だったので、「まあ、その辺はマークし忘れててもフレキシブルに宜しく頼むよ。」と覚悟決めて放っておきました。

後で調べてみたら、性別・AcademicかGeneralか。はListening解答用紙だけだったみたい。
セーフ!

で、また問題冊子が配られて、再び微妙な時間で試験開始!

Readingは3文(パッセージ)で計40問。
全部で60分で書き写し時間は特に設けられていません。

こちらは開始と終了は「優秀な人」の声が合図。
60分をどう分けるかは自由です。

Readingで想定外だったのは、問題文が、参考書などの模擬試験と違って、それぞれ引用元の文体・フォントそのまんまで描かれているところ。
これは結構戸惑いました。

今回の1問目は1ページに2列のカラムで文章が書かれていて、これだけでかなりパニック。
読みづらいなあ。。。と。
2問目はよく模擬テストでやってた1列カラムだったんだけど、3問目が今度はフォントがかなり特徴ある奴。
さすがに筆記体とかじゃないけど、実戦をやっていないと、結構面食らいますのでみなさん注意して下さい。
というか、参考書たち、その辺もちゃんとコピーキャットしておいてほしい。。

トイレ行きたい!行けない!

先述しましたが、参考書とかには、各試験時間とその間のインターバルの時間が記載されているかと思います。
ListeningとReadingのインターバル=5分
ReadingとWritingのインターバル=10分

みたいな。。。

が、そのインターバルは、試験官たちが問題用紙とか回収して、次の問題用紙とか配って、受験番号とか記入する時間でした!!

トイレ休憩の時間ではないようです!!

ロビーの次の最初の待合室で「Listeningの間はトイレに行けないので今行きなさい」とがなりたてていたのと、参考書とかでインターバルがあると知っていたので5分10分トイレ休憩があると思ってましたが、どうやら「トイレ休憩はなし!」

「Listeningの間はトイレに行けませんので。。」というのは、「Listeningの間はトイレ行きたくても絶対行っちゃいけない。行ったら失格。ダメ絶対。」ということのようです。

実は私、トイレがだんだん我慢できなくなって、Readingの問題&解答用紙回収後、次のWritingの問題が配られる前(インターバル)に「トイレ行きたいんですが。」と係のおばさんに挙手して聴いてみました。

すると「トイレは次の試験開始後まで行けません!」と。。。

???????!

いやいやいや。

前の試験の問題回収後&次の問題配られる前のこのインターバルが最もカンニングから遠い瞬間だと思うんだけど。。。

おかしなルールだね。。。

とにかく、貴重な試験時間中にしかトイレ行けないという(Listening以外。Listeningはそもそも教室から出た時点で失格!)不思議なルールでした。。

因に、試験時間中でも終了間際10分間はトイレ行けません。

表にするとこんな感じ。

IDチェック〜試験開始前?(未確認)
Listening試験中×=どうしても行きたければ試験放棄
各試験のインターバル×=どうしても行きたければ試験放棄
Reading、Writhing試験中(開始〜終了10分前まで)
Reading、Writhing試験中(終了10分前から終了まで)×=どうしても行きたければ試験放棄

なぜだろうなぜかしら。

インターバルといい、終了間際10分といい、
「ここでトイレ行っておきたい」という時間をまさに狙い撃ち。
なんか、協会の人がブリティッシュカウンシルからの注意書を誤読しているのではないか、、、とさえ疑いました。。

Writing開始、そしてトイレへ。。。

仕方ないのでWritingの試験開始を待ちます。
解答用紙が2枚(Task1&2用)が配られて、また受験番号とか記入した後、問題用紙が配られます。

Writingの問題はTask1と2の2問で、それぞれ別の解答用紙に記入します。

ここで閃きました!
「どうせ試験中しかトイレ行けないんなら、Writingの問題用紙見て何書くか考えながら用を足すと時間が無駄にならないぞ!」

が、、、

先ほど「今はトイレ行っちゃいけません!」と言ったおばさんが、試験開始と同時にものすごい勢いでこちらにやってくるではないですか。

何が一番嫌かって、この人たち、無駄にぴりぴりして無駄に張り切ってるんですよね。。。
たまに職場にこういう空気の読めない「私ってば仕事頑張ってます!」みたいなおばさんがいますが、イベント業務には絶対連れて行ってはいけない人種
こんなのいたら、お客さんが不安になるだけですからね。。。

【わくわく教訓】

イベント業務は、何が起きても「まったくもって予定通りですね。。」と落ち着けるスタッフ以外は絶対連れて行ってはいけない。

で、私のとこに突進して来たおばさん、「トイレ行きたいんでしたよね!!」と大声で聴くから、
「いや、問題見てから行こうと思います。」と答えると
「?!!(カンニングでは!?あたし、カンニング発見!!)」みたいな形相になって何か他の係に言いたげにオロオロしだすもんだから、もうめんどくさくなって、
「ああ、、、今、行きます。。」と立ち上がりました。

そのまま誘導されるかと思ったら、おばさんが何故か「あ、えーと!じゃあどうしよう!」みたいになって、他の係を一生懸命手招きするではありませんか!

あなたは何をしに突進してきたのかな???
こういう仕事初めて??

ようやく気付いたおっさんの係がゆっくりとやって来ると、
おばさん「こちらの方がトイレに行きたいと。。」
おっさん「では、パスポートを持ってこちらへ。。」

トイレ行くのにパスポートは必要だと聴かされていたので既にパスポートを手にしていたのですが、その辺は全く気にしていないようです。というか、その台詞を言うので一杯いっぱいみたい。

で、なぜか大切なパスポート見ず知らずの誘導のおっさんに預けるよう要求されます。

ここはエスポワール号か?
私はIDチェックもしてるけど、はたしてキミは本物のIELTSの係員なのかな?ただのスーツ着たおっさんが休日の大学構内に迷い込んで出口がわからなくなって出られなくなったぐらいど素人に見えるんだけど。。。

廊下に出ると、下図の関所に指紋認証USBを付けたノートパソコンとおじさんが座っていました。

左下が関所です。

指を置くように言われたので指置いて、さすがに限界だったのですぐ先のトイレに急ぎ足で向かいました。
おっさんは仕事で台詞言うのが見せ場だろうけど、「さて。では、あちらのトイレに。。」という台詞をのんびり聴いているほど、尿意もWritingの残り時間も許してはくれません。

おばさんとおじさんのコンボで結構時間を無駄にしたのでね!

トイレに入ると他の試験場らしき先客が一人。
そしてトイレの中の見張り係員(おそらく先客について来た見張り)。
この辺、トイレの中まで見張るか、トイレの外で待つか。はフレキシブルみたい。
ぼくを誘導したおっさんはトイレの外で待ってました。

用を足して廊下に出ると、先ほどのおっさんに再び誘導され、再び指紋認証。

トイレですり替わってたら大変だからね!
指紋認証はダブルチェック必須だね!!

で、おっさんと一緒にもとの教室へ。

おっさんが私のパスポートを持ったまま「では席に戻って下さい」と言うのでてっきりパスポート返すの忘れてるのかと思って「パスポートは?」と聴くと
「私が席まで持って行きます!!!」と。

そりゃそうだよね!
そこでどんな不正が起きるかわからないから当然だよね!
試験会場の入り口から自分の席につくまでに他人にすり変わるかもしれないしね!(それとパスポートとどう関係するんだろう?)
遠足だって「家に帰るまでが遠足」だし!
でもね。私にとっては理由の説明もないまま、見ず知らずのおっさんが私のパスポートをいつまでも握りしめてるほうがよっぽど不安なんだよ!

実際何のために返してくれないんだろう???
何かの記録に必要で、別室とかに持ってくのかな?不安だなあ。。

と思ってたら、私が席に着いた瞬間、ささささッと、おっさんが私の机にパスポートを置きました。。。

?????

まあ・・・・・今後一生合わないだろうおっさんの意図を推し量っている場合ではありません。
すでに結構時間経ってます。

ここでトイレに関して一応私の考えを。。。

【わくわく教訓】
IELTS筆記試験ではトイレは「Writingの問題を読んでから行く」がベスト。たぶん。

さあ、気を取り直してWritingの試験。

こちらは参考書とかの模擬テストとフォントとかも似ていたのでいつも通りに出来たと思います。

筆記試験中あれこれ

試験中は普通の試験と同じく、試験官がうろうろしています。
ただ、普通の受験風景と違うところは。。。

・解答を記入している時に目の前にいきなり試験官の手が伸びて来て、私が机の左側に置いていたパスポートを私の右上に無言で置き直しました。びっくりしました。
・Writingの時だったと思いますが、おばさんが私のパスポートを取り上げ、机の斜め前にしゃがみ込んで、下から覗く様に結構な時間じーっと私の顔とパスポートを見比べます。気味悪し。
・私の隣の席は運良く空いていたのですが、そこでなにやら書類をバサバサ整理してました。後ろの方に誰もいないテーブルがあるんですけど。。。

なんか、「しゃべりかけて受験生たちを邪魔してはいけない!ダメ絶対!」と思っているようですが、
軽く「すみません」とでも言ってくれたほうが余程気が散りません。

というか、全部インターバルでやれよ。と思うのですが、、、
インターバルで机の上のパスポートの位置を直して、インターバルでしゃがみこんで下から顔チェックして、インターバルで書類整理すればよいのでは??

でも試験開始後に、受験生が赤の他人に突然すり替わる可能性もあるから、試験の邪魔してでもチェックは必要だよね!

筆記試験終了!

やっとWritingも終わり、1日目筆記試験終了。

机の上に貼ってあった受験番号等描かれた紙は剥がしちゃいけないそうです。
試験終了後は割とぬるいムードで(当然ですが)、皆適当に荷物置き場教室に戻っていきます。

荷物置き場教室に戻り、先ほどビニールにつめた自分の荷物を取り出します。
入り口の係の人曰く、「パスポートのシールは剥がして、シールがついたままのビニール袋に貼って、退出する時に2枚のシールが見える様にビニール袋を返却して下さい。(日本語)」と。

日本語なのになぜかものすごく分かりにくい言い方でした。
そもそも、自分のパスポートのシールと、自分の袋のシールと、空のビニール袋を持っているということが、なぜ他の人の荷物を盗んでいない。となるのか、さっぱり意味が分からないし。。

あ、そうか。自分のカバンと他の人のカバンを間違っちゃう人がいるから、親切に間違い防止策をしてくれてるのか!
居酒屋でも酔っ払って他人の靴を間違えてはいてっちゃう人がいるもんね!
盗難なんて、要項に書いてあるとおり、荷物預け室で盗難が起きても協会は一切責任持たない。から心配する必要もないよね!!

さて、素直に2枚のシールを持って退出しようとすると、インドくんが何やら注意されていました。
インドくん、シールをくちゃくちゃにしちゃったみたい。。。
係の人が一生懸命シールを広げています。。。
日本語の説明しかないんだから当たり前だよね。。

インドくん、ごめんよ。
私の生まれた日本という国は先進国なのに英語教育がちゃらんぽらんだったおかげで、実は英語しゃべれる人たちがほとんどいないんだ。
公益財団法人という、国のお墨付きの英語に特化した団体でさえこの有様なんだよ。。

と、日本人を代表して心の中で謝罪しました。。。

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