IELTS・実際の試験会場の流れはこうなっていた! <その2・待合室〜荷物預け>

stand by

VABo2040 / Pixabay

さて、前回は会場到着から待合室へ行くようにアナウンスがあったところまで説明しました。

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さあ待合室へ!

待合室は受験番号によって2つの階に分かれていました。
ロビーの張り紙を見て、自分の受験すべき階までエスカレーターで進みます。
途中途中の階で英語検定協会の人たちが慌ただしく「こっちは入れません」的な立て看板を設置して塞いでる途中でした。まるでRPG
待合室の階につくと「こちらでお待ち下さい(日本語オンリー)」と。

待合室はカフェテリアっぽいところで、部屋の中にもロビーと同じ試験までのステップを書いた張り紙

①荷物預ける
②トイレなど
③IDチェック・写真撮影
④試験会場

暫く待っていると、ドアのところに立っていた協会の人がいきなり英語でしゃべり始めました!

本日、初英語!
どうやら「Listeningの試験中はトイレに行けなくなりますので、今のうちにトイレをお済ませ下さい(英語)」と言っているようです!

おお!ここからが英語オンリーなのか・・・!?

あれ?
張り紙の説明だとトイレは荷物預けたあとなんじゃないの??
軽いパニックに陥っていると、同じ男性が同じ内容を日本語で続けます。
やはりトイレ行くなら今のうちだぞ。、と。。

さらに、「8:00から荷物置き場にご案内しますので、それまでにトイレに行かれたい方はトイレをお済ませ下さい。(日本語)」と。

いや、もう8:03なんだけど、、、
自分の時計が狂ってるのかと心配になって、携帯と部屋の時計をみましたが、どれも8:03。

でも、張り紙が間違っているならトイレ今しか行けないということになるから今行くべきか、それともいつ次のアナウンスがあるかも分からないから我慢すべきか。。。
時間の概念がない係りの人と、張り紙と、どちらを信用すべきか。。。
うーん。。。なんかこういう無駄なところで神経使わせないで欲しいですよね。。。

結局、協会の男性が何度も何度も同じ発言を繰り返しているので、もういいや。と思ってトイレに向かいます。

トイレは同じ階。この段階では特にチェックもなく普通にトイレに行けました。

用を足した後、先ほどの待合室に戻って来ると、8時を5分ぐらい回っていましたが、相変わらず協会の男性は同じ発言。
この人は時の流れとは別の何処かにいるのでしょうか。。。

まあ、トイレ行けたことで一安心。
そのまま暫く待合室で他の受験生と共に案内を待ちます。

荷物置き場へ!

しばらくすると同じフロアの荷物置き場教室に行くようアナウンスがありました。
出て右にあるのでそこ行って係の指示に従ってくれ(日本語)、と。

待合室から皆ぞろぞろと荷物置き場に向かうのですが、ふと見ると、数人は部屋に残ったままアナウンスを無視してノートや参考書を見ているではないですか!
後で分かったのですが、おそらく彼らはベテラン!。そして彼らの方が正解!
理由は後述します。

受験票によると、手荷物預かり時間は8:00〜8:39。そして手荷物預かり所が施錠されるのは8:40
空白の1分の間は果たして預けられるのか預けられないのかよく分かりませんが、当然初心者なので無茶な勝負はしません。

【わくわく教訓】
ビギナーは、いきがって無茶な勝負をしてはならない。
転職したての職場も同様。

baggageroom

受験階見取り図。廊下はそれほど広くないので導線は無茶苦茶です。

2つ横の教室の向いの部屋が手荷物預かり所
大学での受験だったのでてっきりロッカーでも貸してくれるのかと思ってたら全く違いました。

預かり所に入ると、入り口で

・ゴミ袋サイズのビニール袋
・数字が描かれたシールシート

を渡されます。

IELTSシール

シールはこんな感じ。3桁の番号は全員違います。右のシールは受験番号を空欄に描いてパスポートに貼る。
もう片方の左のシールを荷物入れた後ゴミ袋に貼ります。

今後は違う英語検定協会のおじさんが黒板の前で説明しています。(日本語)

ちなみに試験直前までの各ステップでの説明は、
「全員移動終わり」>「説明開始!」
という感じではなく、
「ちらほら受験生入って来る」>「思いついたようにいろんな注意を説明する」
というかなりファジーなものです。
この辺は緊張感がなくてかえって安心しますねー。

荷物預けの流れをざっと説明すると

1.シールとゴミ袋もらったら荷物置き場教室の好きなところへ行く。
2.シールの受験番号を描く欄に受験番号を書き、パスポートに貼る。
(特に説明はなかったけど、まあ、裏表紙に貼っておきました。剥がしやすそうだったので。みなさんそうしてたみたい。)
3.持ち込めるもの(鉛筆・消しゴム・パスポート)と残り片方のシール以外は鞄にしまい、鞄ごとゴミ袋へ入れて結んで閉じる。
4.ゴミ袋にもう片方のシールを貼り、教室を出て次のステップ「IDチェック・写真撮影」会場へ。

私の場合、ここでまたトイレに行きたくなり、荷物閉じる前に「荷物ここに置いたままちょっとトイレ行きますがいいですか?」と聴いたら「OKです。」と。
で、トイレから再び荷物置き場に戻って来て、荷物をゴミ袋に入れて、机の上に放置し、荷物預かり教室を出ました。

出る時は特にボディーチェックがあるわけでもなく「ポケットは空ですか?」的なことを聴かれるだけです。
まあ、ボディーチェックというのは他者の身体に触れるわけなので、天下の日本英語検定協会にとってもそれなりにハードルが高いのでしょう。

あ、私はドライアイなのでかなり頻繁に目薬を差すのですが、もちろん目薬も禁止なので最後の一滴を差し、荷物の中にしまいました。

受験要項には、

疾病などを理由に持ち込みたいもの(目薬、松葉づえ、常備薬、補聴器等)がある場合は、必ず事前受験日の2週間前までに管轄のテストセンター宛に申請を行う必要がございます。場合により診断書(原本)のご提出が必要になります。

とあるので、場合によっては持ち込み可能になるかもしれません。
私の場合、気付いた時は2週間を切っていたので我慢することにしました。

そして次はIDチェック&指紋採取&写真撮影室へ!

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